State of school

4月30日(火)~5月10日(金)

金管合奏の練習が始まりました。5年生の時少し練習したと6年生から聞きましたが、金管楽器は音を出すのも難しいと聞いたことがあったので、大丈夫だろうかと内心、心配していました。しかし、練習のために音楽室に集まった6年生は自分たちで机を後ろに下げ、いすを並べて講師の先生に挨拶をしました。「やったるぜ!」という意欲が全身から発散されていました。これは大丈夫だと思いました。楽器ごとの練習でも講師の先生の言葉をすべて吸収しようと目が輝いていました。8月の夏祭りでの発表が楽しみになりました。

5月5日、富士浅間神社の例大祭が斎行されました。午前の神事に続き、午後からは本通りにおいて稚児行列や子供会のおみこしなどが練り歩くパレード開催されました。須走小学校の子どもたちもたくさん参加しています。通り沿いの家ではテーブルや椅子を出して、パレードを楽しんでいました。離れて暮らしている家族もこの日は須走に戻ってきているのでしょうか、沿道には沢山の人々が詰めかけ声援を送っていました。地区挙げてのお祭りで懐かしい友人・知人と再会し旧交を深め、子供たちの成長を祝う。素晴らしい「こどもの日」を春の富士山が笑顔で見守っていました。

御殿場警察署交通指導員の方に来校いただき、交通安全教室が開催されました。4年生は1時間目に自転車運転・交通法規・交通安全の講義を受け、2時間目には体育館で実際に自転車を運転して交通安全の指導を受けました。ヘルメットを着用しスタートしますが、後方確認は頭と一緒にハンドルも動いてしまい、自転車のバランスを崩す場面も見られました。1時間目の講義もそうだったのですが、前に立つ人の話をしっかり聞くことができる4年生です。安全に気を付けて運転してください。

※静岡県ではすべての自転車利用者の自転車保険へ加入が義務(必ず加入する)となります。自転車に乗る全ての人にヘルメット着用が努力義務となっています。通学・通勤時のヘルメット着用は義務(必ずかぶる)となります。ご家庭でも指導をお願いします。

 このたび5年生が上野の室伏武さんの田で「美農里(みのり)の会」の皆さんの御支援の下、田植えを行いました。室伏さんのお孫さんが須走小中で学んだことから、ご厚意で田の一部を提供していただいています。5年生では社会科で「米作りの盛んな地域」を、家庭科調理実習で「炊飯」を学びます。9月には自然教室で薪で米を炊き昼食とします。今回の「田植え」を含め、5年生は、私たち日本人の主食「米」について総合的に学びます。須走の土地はスコリア層が多く、稲作づくりには適しませんが、そのことも須走の風土や歴史を知る学びとなります。秋には同じ田で実った稲を収穫する計画です。米に関わるいろいろな学びを関連付けることで、子供の思考が深まっていくことを期待しています。水に緑の林や青空が映る田で豊かな時間が流れていました。