State of school

9月9日(月)~13日(金)

  5年生の家庭科の単元「衣食住の生活(2)調理の基礎」の授業です。ここでは、(ア)材料の分量や手順、調理計画 (イ)用具や食器の安全で衛生的な取扱い、加熱用調理器具の安全な取扱い (ウ)材料に応じた洗い方、調理に適した切り方、味の付け方、盛り付け、配膳及び後片付け等を学びます。学習指導要領ではメニューの一例として「白米の炊飯」「味噌汁の調理」が挙げられていますが、ここでは炊飯とカレーライスの調理を行っています。5年生は今月、学校行事の一分野「集団宿泊行事」を行いますが、一日目のお昼のメニューが薪によるカレー作りです。教室で学んだ知識を活用する場として「集団宿泊行事」を設定しています。学校の様々な教育活動を組合せて教育効果を高めることを「カリキュラムマネジメント」と呼びます。

  この日、5年生は小山町上野の室伏様の田で、NPО法人上野美農里の会の皆さんの指導のもと、稲刈りを行いました。5月に手植えをした稲はたわわに実り、児童は鎌を手に田に入りザクザクと稲を刈り取りました。始めは勢いが良かった子供たちも、中腰での作業が続き汗だくになっていました。約一時間後、自分たちが刈り取った跡を見て表情には達成感が感じられました。

 4年生は、社会や総合の学習の時間を通じて「環境」をテーマに取り組んでいます。この日、県・町の事業「アース・キッズ・チャレンジ」のキックオフイベントを行いました。環境に負荷をかけない生活を推進することを目的に、世界や日本、身近な環境問題を学びました。小山町のごみの分別や、環境に優しい生活の在り方、小電力発電の仕組みを体験しました。1学期社会で須走にある町の浄化センターを見学し、汚れた水を微生物が分解する仕組み見学した4年生は「環境」に目を向け始めています。今後、自分の家で電力がどのくらい使われているか調べる活動を行います。